少年時代に
この世には何もない
別に何かに絶望しているわけではありません。
「この世には何も存在していない」という、文字通りの意味です。
そんなことを言っても、信じてもらえないでしょうが、一向に構いません。別にあなたが信じなくても、これが真実であることは変わらないからです。
これは、14歳のときに突然思いついたことです。思いついたというより、チャネリングした感じでした。
その頃は、あたり前のこととして特に気にもせずに、時が過ぎていきました。
大学生になり、クラスメイトたちに話してみたところ、相手にされませんでした。
それでも、不思議と揺るぎない確信があり、事実であることを疑いもしませんでした。
近ごろ、あちこちでこの話題を見かけるようになり、「やっとみんなも解ってきたか」と悦に入っているところです。
この世界には何もない
この世には何もない
こんなことをいうと、「何をわけのわからないことを言ってるんだ?」と思うのが普通でしょう。
でも、ほんの少しだけ「もしかしたら」というゆとりを持ってみるといいことがあるかもしれません。
この世では、
絶対だといい切れるもののほとんどが思い込みだ
という事実もありますから。
今、あなたが見ているスマホの画面も実は存在していません。机も窓の外に見える建物も、何もかもがそうです。
存在していないのです。
見えるし触れるし、「間違いなくあるぞ」と言いたいでしょうが、単なる幻想なのです。
あなたの思考がそれを作り出しているだけです。
もし、あなたがそこに意識を向けなければ、存在していないのです。
となりの部屋に何がある?
この世には何もない
今あなたがいる部屋のとなりの部屋には何がありますか?
たとえば、そこはあなたのご主人の部屋だとしましょう。
(そこで彼は本を読んでいます)
このとき、あなたには、となりの部屋に本があるかどうかはわかりません。
見ていませんからね。言い換えれば、
その存在を確認していないわけですから。
「でも、主人が実際に手に持って読んでいるんだからあるはずでしょう?」といいたくなるのもわかります。
でも、やっぱりあなたが観察するまでは存在しません。
本を持った彼が部屋から出てきたのを見たりして、はじめてその存在を確認するのです。そのことを知った瞬間に存在するのです。
それまで続いていた事実は?
この世には何もない
「主人がそれまでずっと本を読んでいた事実はどうなるの?」
こんなことを言い出す人が多いでしょうね。でも、そもそも、それは事実ではありません。
彼がとなりの部屋から大声で、「読書中だ」と叫んだり、あなたがドアを開けて中を覗き込んだり。
何らかの形であなたが、ご主人がとなりの部屋で本を読んでいたということを観察した瞬間に作られることなのです。
しかも、いきなり本を読み始められませんから、いついつどうやって読書を始めたという過去の事実も、その瞬間に同時に創り出しているのです。
それまではすべて存在していないのです。
世界は自分でつくる
この世には何もない
彼が本を読んでいたという現実は、あなたの思考により創り出されたものです。あなたがそう観察したから、この世に生成された事象なのです。
最後に、腑に落ちない方のために。
どうがんばっても自分が想像できないものを、自分の世界に存在させることは不可能ですよね。
存在が確認された瞬間、思いつけたことになるわけですから。
ということは、あなたが自分の世界でその存在を確認できたものって、すべてあなたが想像できるものだったということになるわけです。
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