
前回は、消化をたすけるために、酵素や酵母を摂ることが必要で、そのために生の野菜や果物を食べることをおすすめしました。
今回は、さらに健康的にダイエットを加速させるプチ断食についてお伝えします。
どうしてプチ断食がいいのか?
断食をすると、ダイエットだけでなく美容や健康によいことがわかっていますが、それはなぜでしょうか。
南カリフォルニア大学の研究によると、定期的に2~4日の断食を行うことで、血液を作り出し、免疫システムが再生されることがわかりました。つまり、血液の浄化や、細胞の再生には、短い断食を定期的に行うことが効果的なのです。
それでは、どのように再生スイッチがONになるのか見ていきましょう。
オートファジーということばを聞いたことがありますか?
オートファジーとは、細胞が持つ仕組みの一つで、たんぱく質を分解する働きのことです。自食(じしょく)とも呼ばれています。簡単にいうと、体のリサイクル機能ということです。
マウスに一晩断食をさせる実験をしたところ、肝細胞でオートファジーが起きていたことが明らかになりました。つまり、断食により栄養がなくなると、体は古くなったたんぱく質を再利用するのです。
ここから分かるように、断食をすれば壊れた細胞が再生されます。このように、再生スイッチをONにするためには、いったん栄養供給を断つことが大切なのです。
Point💡
週に1回、プチ断食で再生スイッチON!
水分の排泄機能を高める
よく食べたり飲んだりする人は、排泄よりも吸収することにエネルギーを使っているのです。そのため、体に重金属や老廃物をどんどんため込んでしまいます。これがボーダーラインを超えると、病気へとつながるのです。
むくみやすい人は、排泄機能がうまく働いていません。吸収と排泄は同時にはできないので、プチ断食をして排泄機能を高める必要があります。また、足がむくむ人は、ふくらはぎの筋肉量を増やして、血液や水分を押し上げやすくしてあげましょう。
おすすめのプチ断食
断食の方法はたくさんあります。私のおすすめは、前の記事で扱った玄米酵母液とマヌカハニーを使ったものです。
玄米酵母液やマヌカハニーは生きたまま腸に届くので、酵素が効果的に働きます。そのため、腸内環境を整えるとともに除菌もできるのです。
こんなに簡単にできて、効果も期待できるのでおすすめしています。
断食の注意点
いいことばかりの断食ですが、お年寄りや育ち盛りの子ども、糖尿病や代謝異常のある方はしない方がいいそうです。また、48時間を超える断食もおすすめしません。また、暴飲暴食に慣れてしまっている方は、断食の前後にきちんと体を慣らす必要があります。
特に断食中は水分補給に気をつけましょう。玄米酵母液を1日1.5Lを飲むといいでしょう。また、免疫力を高めるりんご水や、毒素を排出するドクダミ茶などもおすすめです。
マヌカハニーを舐めるときは、金属製のスプーンは避けましょう。1度にティースプーン1杯ほどが目安です。
私がおすすめする果物と野菜は、りんごやキャベツです。特に自然発酵させて作るザワークラウトが一押しです。
違う種類の果物を一緒に食べると、太りややすくなります。ですから、一度には1品のみ食べることをおすすめします。5時間以上空ければ、違うものを食べてもOKです。
プチ断食のやり方
1日目 導入食
《朝・昼》
・どちらか1食を軽めに
・マヌカハニー 1杯
《夕》
・果物だけ、または野菜だけ
・量は少なめ
・マヌカハニー 1杯
2日目 プチ断食
・マヌカハニーを舐めたいときに舐める
・できれば、口に入れてからできるだけ含んだままにする
3日目 回復食
《朝》
・マヌカハニー 1杯
《昼》
・果物だけ、または野菜だけ
・量は少なめ
・マヌカハニー 1杯
《夕》
・軽めの普通食
はじめから厳しくやろうとしても続きません。ゆるい気持ちで始めましょう。
断食が難しいと感じる方は、週に一度ほど果物や野菜だけを食べる日を作りましょう。なぜなら、たった24~48時間たんぱく質を摂らないだけでも、オートファジーの作用が強まるからです。
しっかりとした体の土台を作るための条件は3つでした。
1.デトックス
2.栄養
3.循環
次回のダイエット記事からは、[2.栄養]についてお伝えします。
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憧れを失った砂漠のような世界や心に、希望の虹をかけることが使命。
ジェネラリストタイプなので、なんでもそつなくこなします。
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