「信用」と「信頼」の違い?
「そんなの簡単、完全に解ってるし、誰もがわかる完ぺきな解説をできるよ」
という方は、この先をほとんどすっ飛ばして、
*** ワープ地点 ***からご覧ください。
まず、その2つの違いをハッキリさせるため、一般的な解説からはじめますが、本編ではないのでご注意ください。
とりあえず、「信じる」と「信頼する」のかんたんな違いを挙げてみます。
目に見えるかどうか
目に見えるものに対しては「信じる」ということが多いですね。
彼は必ず来ると信じている。
なんていうときには「信じる」を使うでしょう。
一方、信頼はというと、「彼はその誠実さゆえに信頼されている」などといいますね。
過去か未来か
過去のことか未来のことかという違いもあるんですよ。
- 彼はいつも時間に正確なので信じられる。
【過去 → 信用】 - このプロジェクトに関しては彼が最も信頼できる。
【未来 → 信頼】
さあ、これで間違った使い方をして、影でコソコソ言われるようなことはなくなったことででしょう。
ただ、こんな話はネットで検索すれば書き上げることができるものです。ここで終えたらただの人なので、本題に入ります。
*** ワープ地点 ***
さあ、いよいよ、次元の違う話をしましょう。結論からいってしまいます。
「信じる」と「信頼する」の違いはこれに関係しています。
託しているかどうか
すべてはこれなんですよ。「任せている」と言い換えてもいいかもしれません。
信じるというのは、あくまでもその反対の疑うということを想定した上での判断です。
二者択一が大前提となっています。極性の法則が示すとおり、一方がなくなれば他方も消え去ります。
それに対し、「信頼する」というのは、もう一つの選択肢など存在しません。
「疑う」は違います。「信頼しない」などという屁理屈も無意味です。
信頼するかしないかという選択をする機会すらないわけです。
想像してみてください。
「信頼しようかな。やっぱりやめておこうかな」
そんなふうに迷ったことありますか?
「信頼する」とは選択の結果ではなく、対象に対する自分の心のあり方なのです。
「信じる」は思考に依存する
「信頼する」はハートに依存する
これが両者の決定的な違いです。
信じているなどという人には、疑う心が内在していたりします。場合により、自らを納得させる手段であることもあります。
それに対し、信頼はあなたの心が純粋に感じた結果です。
「完全に託して、あとはお任せ」
そんなことができるのは、信じているからではなく、信頼しているからなのです。
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