画像をよく見てください。
なんとフォークが丸まっているじゃないですか。しかも、2周ですよ。グルグルと2周巻いてしまいました。
まさに思いの力を実感しました。何を隠そう、それ以前は一度も曲げられなかったのです。それがグルグルですよ。
それまで曲げられなかった理由は何だと思いますか?
その答は、僕が「無理だ」と決めていたからです。では、なぜ無理なのか?
金属は硬い → 形が変わるわけない → 曲げられない
こういった短絡的な思い込みが原因でした。まさに小さい頃からの摺り込みですよね。
現に誰でも、それほど太くない金属の棒などは、何度も曲げてきているはずです。曲げられたのは曲がると信じて疑わなかったからです。
金属は絶対に曲がらないなんて信じている人って、そうそういませんよね。では、なぜ、金属のフォークを2周も巻けたのでしょうか?
- メンタリスト養成講座(そんなものあるのか知りませんが)に通ったから。
- ひそかに若い頃からボディビルで鍛えていたから。
- 絶対にできると強く思ったから。
当然3ですよね。
奥さんに言われたんですよ。
「このフォーク曲げられる?」って。
当然、こう答えました。
「無理に決まってるだろ」
そうしたら、こんなことをいわれました。
「これは曲がるの。金属は柔らかいの。そう思ってみなさい」
(んな、アホなことがあるかよ…ブツブツ)と思いながら、ふと気づいたんですよ。
よくよく考えてみると、フォークが曲がらないことを証明したことも、実感したこともなかったのに、なぜかそう思い込んでいたな…と。
そこで、
「これは曲げられるものだ。金属とは柔らかいものだ」
ひたすら、そうイメージしてみたのです。
そして、「エイ!」とやったら写真のような結果に。
中には本当に不可能なこともあるかもしれませんが、たいていのことは自分でできないと思いこんでいるものなんですよ。
なぜって?
だって、全部やってみるわけにいかないじゃないですか。ほとんどのことは過去の結果やら何やらを参考に、推測しているだけですよね。
「すべてのことは実証済みだから、自信を持っていえるぞ」なんていう人はいませんよ。しかも、おもしろいことに、そういうときってほとんど自分だけで判断しています。誰かに相談したりするなんてことはめったにないものですよね。
ということは、あなたにもあるかもしれませんよ。
自分で決めている限界が。
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