事実と現実って同じじゃないの?

◯◯はあなたが作っている

つぎの絵を5秒間眺めたら、ボタンをタップして問題に答えてください。

忍耐

さあ

それでは問題です

  • 女の子のくつ下の色は?
  • お母さんが読んでいる本の色は?
  • 花びんに挿してある花の色は?

意外と難しいのでは?
下のボタンをタップして、もう一度絵をご覧ください。

たくさんの現実

おそらく、正解できた方はいないのではないでしょうか。

この記事では、投影の法則鏡の法則ともいいますね)、他人は自分の映し鏡といったことを理解することができます。

事実(fact)と現実(reality)は、まったく別のものです。言葉が違うのだから当然のことですよね。

では、どう違うのかということですが、辞書で調べたり検索したりすれば難しいことはわかることでしょう。でも、そんなものは役に立ちません。ですから、ここでは簡単にわかる表現を考えてみましょう。

  • 事実…実際にそうであること
  • 現実…事実だと思っていること

これがいちばん簡単じゃないかなと思います。

事実とは、歴然と存在するもので、現実とは観測者がいて初めて存在するものなのです。簡単にいえば、だれかが思うまでは存在しないということですね。

ここからわかることは、事実は一つですが、現実はたくさんあるということです。人によって事実のとらえ方はさまざまですから。

先ほどの問題は、そのことを証明しています。たとえば、

  • 赤いくつ下
  • 青い本
  • 黄色い花

と答えた方がいたとしましょう。すると、その人にとってはそれが現実となります。この場合、事実は不明です。でも、その人がそう思ったことにより、その人の世界にはそのような現実が作られます。そして、その人はその現実を事実として認識します。

「事実ではないことを事実だ」とした、その人だけの現実を作る

ということです。現実が事実通りのときもあれば、そうでないときもあるということですね。

現実 ≠ 事実

つまり、事実は人により変わることはありませんが、現実は人の数だけあるといえるのです。

あなたの感覚が世界をつくる

仮に、事実どおりに現実をとらえることができたとしましょう。そのとき、ものごとに意味づけ(色づけ)をしているのはあなたです。

向こうからよく知った男性が微笑みながら歩いてくる。
「こんにちは」と挨拶しようとした途端、彼はあなたの横を通り過ぎ、あなたの後ろにいた女性に話しかけた。

「自分に微笑みかけている」と思い込んだのはあなたです。 この場合、彼が微笑んでいるという事実に、自分に対して好意を持っているという意味づけをしたわけです。

もし、それが見ず知らずの男性だったら?
たいていの場合は、そんなふうに思いませんよね。知り合いだから自分に微笑みかけている、という色づけがあなたの判断によりなされたわけです。

認識するまでは現実ではない

あなたが彼から面と向かって、とても腹立たしいことを言われたとします。
赤の他人でも我慢ならないことを、つき合いの長い彼から言われたあなたは、ショックで落ち込んでしまいました。

アレ?

これって、何に対してショックを受けたのでしょう?

実は

あなたは彼に言われた言葉を不愉快に感じた

実は

彼があなたに対して不愉快なことを言った

このわずかな違いを感じられますか?

  • 彼が不愉快なことを言ったのではありません
  • あなたが不愉快に感じただけです

ここで重要なのは、彼がそのことを言ったということ自体が不愉快なのではないということです。

同じことを言われても、「その程度のことは気にしない」などという人がいるかもしれません。あなたがちょうどそのとき、ヘッドホンをしていて彼の言葉など耳に入らなかったらどうでしょう。もっといってしまえば、彼が人違いして他の誰かに話しかけていたら?

彼がそのことを言ったという事実自体には何の意味もない

のです。聞いた人それぞれが状況や自分の立場などから、それに意味づけをしているわけですから。

つまり、
「彼があることをわたしに言った」という事実から、「彼が不愉快なことをわたしに言った」という現実自分で作り出したのです。彼が言ったことが不愉快かどうかは決まっていない(あなたが決めている)ということなのです。だから、事実ではなく現実なのです。

このように、世界は自分で作っているのです。そして、その世界はあなただけのものです。

この場合、「彼がいったこと」があなたを映し出す映し鏡です。

好きなようにできるなら、やる気が出る

もう一度、冒頭の問題を思い出してください。

女の子がくつ下を履いていたかどうかを気にしなければ、何色かなんてことはわかりません。そこに意識を向けるから、問題になるのです。あなたが意識を向けるまでは、何色のくつ下を履いていたかなどということは、何の影響も及ぼしません。場合によっては、存在していないといってもいいかもしれません。

あなたが認識するまでは、たとえ事実であっても現実ではないからです。あなたの人生に影響を及ぼすのは現実だけなのです。

投影の法則、鏡の法則、他人は自分の映し鏡

どれを理解するときにも必要な、もっとも基本的な考え方は、

  • すべては決まっていない。
  • すべては自分が映し出されている。
  • すべては自分が決めている。

というものです。

人生に影響を及ぼす現実というものを自分でつくっている
人生自体を自分でつくっているとなるわけです。

思い通りにならない
願いが叶わない

そんな幻想にとらわれている人は、そういう現実を自分で引き寄せているということに気づきましょう。あなたは生きている間、ずっとあなただけの現実を作りつづけているのですよ。

憂鬱な毎日を過ごしつづけるのも、充実した日々を過ごすのも、実はアナタ次第だったのです。