幸せな人生に不可欠なものを求めることも世界平和につながる

タイトルが「求めること」となっているように、今回の記事は

欲を出すことは世界平和に通じる

の続きです。

幸せな人生のためには、これさえあればよいとまでいえるもの。

  1. お金
  2. 健康
  3. 平和
  4. 人間関係

さあ、どれでしょう?

正解は、4の人間関係です。

これは僕がいっているのではなく、ある研究結果に基づくデータです。

その研究とは、アメリカのハーバード大学で1938年にはじまった『ハーバード成人発達研究』というものです。しかも驚くことに、これは今なお続行中だということです。

詳細に関しては割愛しますが、とにかくそれが、健康や脳の発達に至るまで関与しているということです。

使い切れないお金があったとしても、孤独では絶対に幸せはあり得ないということですね。

70年以上に渡る研究結果がハッキリと物語っているというのに、いまだに世の中はお金を貪る人たちで溢れかえっているということが面白くさえ思えてきます。

よい人間関係の例として、優先関係がハッキリしない交差点で、相手に譲ってあげたときのことを想像してください。

そんなときって、ものすごい顔して運転していたオヤジや、人生に疲れ果てたような表情でハンドルを握っていたおばさんが、一瞬にして顔を輝かせるじゃないですか。

アレってどうしてだかわかりますか?

自分が受けた好意を素直に受け取って、感謝しているからですよ。

「譲るなんてコイツは変な下心があるのか?」なんて勘ぐりはありません。
普通は瞬時に、「ありがとう」って感じるものです。

あれが人間の本来のまっすぐな心、邪心のない素の状態だということです。
同時に、自分でも相手が感謝したくなるようなことができたことに、喜びを感じませんか?

お互いに相手を認め合い、心地よくなれる最高のコミュニケーションが譲り合いではないでしょうか。

それは、富が限られているという幻想から抜け出せた人の、ゆとりある心が成せる技です。

相手が喜んだら、すかさずあなたの中にあるゆとりの心を認めてあげましょう。
そんなことができる人が増えていくことが、世界平和につながることなのです。

投稿者プロフィール

ほしのみのる
ほしのみのる高次元ライフコーチ
いつも後頭部から50cm上にいる自分を意識するようにしています。自分が見たものに反応するのではなく、何かを見ている自分を意識する生き方ですね。