この記事は、引き寄せの法則の本質を知ることができるものです。
ただし、受け取る準備ができていない人には価値のないものです(微笑)
さて、世間で10年以上も大人気のこの第3の法則ですが、その人気は偽りのネーミングによるところが大きいのです。
「引き寄せ」と聞いて、何かを失うと感じる人はまずいません。何かしらを得る、手に入れるというイメージを抱くはずです。
普通は、失うより得たいですよね?
その人びとの弱みを突いたよこしまな策略といってもいいでしょう。
ところが、ここに盲点があるのです。引き寄せの法則は、たしかに何かを得ることができますが、実際には失ってもいるのです。
簡単な例で説明しましょう。
あなたの周りに明るく元気なAさんと内向的なBさんがいました。元々、物静かで落ち着いた性格のあなたはBさんと相性がよく、親しく付き合っていました。
ところが、何がきっかけだったのかわかりませんが、突如社交的になり出したあなたは、Aさんのことが気になり始めました。
もうお解りですよね。当然、Bさんとの縁が薄らぎ、だんだん疎遠になっていきます。
このように、
似た性質のものが「引き合う」ということが引き寄せの法則の本質なのです。
引き寄せの法則は英語でlaw of attraction といいますが、このattractという単語には引きつけるという意味があります。
「惹きつける」としたほうがより実感できるかもしれませんね。「得る」のとは大違いです。
自分にふさわしいものが惹きつけられ寄ってくるということです。
いや、もっと正確にいえば、「寄り合う」でしょうね。お互いに寄っていくわけです。
ただ、こんなネーミングじゃ商売にならないということで、現行のものに落ち着いたのでしょう。さすがに「寄り合いの法則」じゃ、ウケませんよね。
では、このことを知ってどうすればよいのか。
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