まず、大前提として、過去の事実は変えられません。
例えば、きのう雨が降ったのに、降らなかったことにしてしまうというようなことです。
これからお伝えすることは、そのような話ではなく、高次元ライフを学ぶことで、意図的に過去が変わったといえる未来を創り出せるというものです。
「なんてイヤな思い出なんだ」
「思い出すのもイヤだ」
そういった思い出が誰しも一つや二つぐらいあるものです。そのようなものに、今でも同じ感情を抱いている場合、ためしに、その感情を無理やり変えてみましょう。
過去のある時点でとてもイヤな思いをした。
これを次のように変えたら、どうですか?
過去のある時点でとてもイヤな思いをしなかった。
無理ですよね。自分が納得できません。もちろん、こんなことは成立しません。
でもね、ここでコツがあるんですよ。ほとんどの人は、次のように思っています。
過去のある時点でとてもイヤな思いをした。
その過去の出来事は変えられないから、今でもイヤな思いがする。
これが大きな間違いなんです。
どこから、「から」が出てくるんですか?
何か根拠があるのでしょうか。
過去のある時点でとてもイヤな思いをした。
その過去の出来事は変えられないけれど、今はもうイヤな思いはしない。
これでいいんです。イヤだと感じたのは過去であって、今もそう感じなければいけない、なんてことはありません。
そう感じたのは、あくまでも過去なんですよ。今のことは今考えましょうよ。その過去の時点から現在まで、あなたは変化しつづけてきたわけですから。
今の新しいあなたで、今感じましょう。
あのときああだったな → 今もこう思う
この無意識に行われている自己暗示の作用に気づきましょう。
過去の出来事が現在にまで影響を及ぼしていますか?
ほとんどの場合、どうでもよいことになっているはずです。だから、今新しく感じればいいんです。
あれ?
今、別にイヤな思いがしないなら、過去にあったイヤな出来事がなかったのと同じことですよね。
ということは、あなたにとっては過去が変わったのと同じことなんです。
次のことを意識してみましょう。
- 本当は過去も未来もなく今しかない。
- 過去のあるときも今だったし、未来のあるときも今になる。
- 過去や未来を意識できるのは今があるからだ。
次回は「過去が現在にまで影響を及ぼしている場合はどうすればいいの?」という疑問をスッキリさせます。
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