挨拶はマナーや礼儀なんかじゃありません
「何をふざけたことをいってるんだ」と、短絡的な読み取り方しかできずに去ってしまう方は、本当にお気の毒です。
そうではない、意識レベルの高いあなたには大切なことをお伝えしていきましょう。
「こんにちは」「こんばんは」
と声をかける際にあなたは何を思っていますか?
「さあ、礼儀正しく見られるためにきちんと挨拶しておこう」
そんなふうに思いながら挨拶することって、意外に少ないのではないでしょうか。ほとんどの場合、自然と何も考えずに行いますよね。
まずは大前提として
挨拶はマナーや礼儀ではない
ということを念頭に置いておいてください。
もちろん、実際には儀礼的な挨拶というものも存在しますが、ここではそのような次元の低い話題は取り扱いません。
(そもそもそんなものは挨拶とみなしませんし)
挨拶=マナー、礼儀
さて、どうしてそう思うのか考えてみてください。
心の底から「そうに決まっている」「そうとしか思えない」といえますか?
単に、
- 教え込まれたから
- 深く考えずにそう思っていたから
- なんとなくあたり前だと感じるから
そんな感じではないでしょうか。
では、挨拶とは何なのか?
- コミュニケーションの手段
- 社会生活を円滑にするためのツール
- お互いの気分をよくするための約束ごと
のようなことがいわれますが、すべて誤りです。
仮に、そのようなものだったとした場合、そんな決まりごとにどんな意味があるのでしょう。
誰でもできるくだらない行動ですよ。
「こんなシーンではこういう言葉を発する」という行為をできない人はいないわけですから。
「あんな奴には挨拶したくない、でも自分のためにはしておこう」ということがまかり通ってしまうのです。
そこからして、きちんと挨拶できるか否かという判断基準自体が成立しません。
ですから、挨拶ができるかどうかで、人に優劣をつけるなどということ自体がおかしなことなのです。
では、本来の挨拶の意味は何なのでしょう?
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