見えない体は、宇宙を癒す?

私たちがふつう「体」という場合は、肉体のことをさしますが、
実際には、目に見える肉体以外に、たくさんのエネルギー体があって、
それが重なりあって、ひとりの人を構成しているのです。

このエネルギー体をオーラとも、
HEF(ヒューマン・エネルギー・フィールド)ともいいます。

この目に見えない体を知ることは、
エネルギーワークやヒーリングをするためにも、必要なことだと思いますので、
ぜひ、頭で理解して、心で感じてみてください。

それでは、さっそくこのエネルギー体について説明しましょう。

このエネルギー体は、少しずつ広がりながら、何層にも重なっています。

エネルギー体の分けかたも周波数・振動数の違いによってさまざまありますが、
主な分け方は、以下の通りです。

一番波長(振動数)が低い順に

・肉体
・エーテル体
・アストラル体
・メンタル体
・コーザル体

となります。

そのほかにも、

・ブッディ体
・アートマ体
・モナド体

とあるようですが、

高次元すぎて、理解が難しいようなので、三体をまとめて高位霊体とよんでいます。
スピリット、神我、ハイヤーセルフなどもここに含まれるようです。

エーテル体から、コーザル体までをざっくりですが、説明します。

肉体に重なるようにあるのが、エーテル体です。

エーテル体は、「生命力」であり、「エネルギーのネットワーク」で
張り巡らされています。

ツボや経絡は、このエーテル体に含まれます。

よく、「病は気から」といいますが、この「気」もエーテル体に含まれます。

地球や外部のエネルギーを取り入れやすく、環境にコンデションが左右されます。

つまり、肉体が病気になる前に、まずこのエーテル体が汚れ、
肉体へのエネルギーが滞るので、肉体が不調になります。

アストラル体は、感情体とも呼ばれたりします。
感情が生まれるところで、ハートとかかわりがあります。

ここにエネルギーが十分にあり、バランスがよいと、感情が豊かで、
ネガティブな感情をも楽しみ、自分が好きで愛おしく感じられます。

一方、感情をおさえこんでいると、エネルギーの流れを止めることになり、
やがて、健康に害を及ぼします。

ですので、ネガティブな感情
例えば、怒り、嫉妬、悲しみ、不安、罪悪感などを悪者とみなさずに、感じきって、
解放させましょう。

ただし、怒りなどの強いエネルギーは他人にぶつけなくても、
かなり周りに影響を及ぼします。
他人のいないところで、一人で解放するのが望ましいです。

次に重なるのが、メンタル体です。
私たちの精神・思考・信念などを司っているところです。

知性や理性とも関係があります。

親・先生から植え付けられた観念などが、ブロックとしてここにため込まれています。

思い込みをなくし、気づき、心で感じるようにすることによって、
エネルギーの流れを止めないようにしましょう。

コーザル体も知性に関係していますが、メンタル体の分析的な知性とは異なり、
総合的、直観的な知性です。

輪廻する魂はここに含まれます。

過去生の膨大な記憶が魂に蓄えられ、それが現在の人生の原因にも
なっていることから、原因体ともよばれています。

また、物質世界とスピリチュアルな世界の架け橋であり、
あらゆる関係の世界をまるごと含みます。

自分以外の生物のみならず、地球や天体、宇宙全体にまで、
関係があります。

ここまでくると、理解しがたいですが、
すべてのものと重なりあう自分は、この宇宙の一部分なのだと思ってください。

そして、自分を癒すことは、
この地球、宇宙をも癒しているのです。

投稿者プロフィール

ほしの りか
ほしの りか
憧れを失った砂漠のような世界や心に、希望の虹をかけることが使命。
ジェネラリストタイプなので、なんでもそつなくこなします。