人はいつでも「もっと○○」という欲求を持っています。それが叶えば、また次の何かを求める。そのくり返しです。
これがよいか悪いかというお話に意味はありません。大切なのは、その欲求を持つ際の意識の向けどころです。
「~がないから」
「~が足りないから」
不足にばかり目を向けていませんか?
「それでいいんだ」「ずっと頑張りつづける」という人もいることでしょう。 でも、それは何のため?
頑張ること自体が目的なのですか?
驚くべきことに、英語には「頑張る」に相当する単語はありません。その意味合いを表現することはできでも、ピッタリ当てはまる単語など存在しないのです。
なのに日本では、頑張ることが美徳だという社会的規範があるようです。実際、そんなものにしたがった結果どうなっていますか?
「頑張った。さあ、次も頑張るぞ」
このくり返しが延々とつづき、みんな燃え尽きてヘタってしまうのです。
「よし、叶った」「達成した」という幸福感を味わい、またそれを味わいたいから次のステップへ進む。それが理想的な生き方ではないでしょうか。
足りないからではなく、満足したから次のものを求める
同じことをしているのに、人生にもたらされるものがまったく異なります。
限りある豊かさを奪い合う人生は、もう終わりにしましょう。富はあなたの中に無限にあるのですから。
幸せで豊かな人生とは、競争ではなく協力で得られるものなのです。